スピルリナの効能・効果

便秘の改善、老化防止、栄養補給 他
スピルリナとは
スピルリナとは、藍藻類ネンジュモ目ユレモ属スピルリナ科に属する一群の微細藻類。 緑青色を呈し、全長は0.3~0.5ミリメートル程の大きさです。アフリカや中南米の熱帯から亜熱帯に多く生息しており、高温・高アルカリ・高塩分という厳しい環境下で繁殖するという、不思議な生態を持った藻で、炭酸ガスを吸収して光合成を行い成長するのは一般の植物と同じですが、 光合成の際にデンプンを作らず、エネルギー変換に有効なグリコーゲン(動物性の炭水化物)を作ることが他の植物とは大きく異なるところです。
スピルリナは現在では約35種類ほどが知られていますが、食糧として利用価値が高いのは、 大型で増殖力が大きく、かつタンパク価の高いものに限定されています。
スピルリナが藻類(そうるい)として発見される以前から、自生していた湖(アフリカやメキシコの塩湖)の周辺に住む原住民はスピルリナを食糧としてパンやスープにして食べており、古くから今日に至るまで数千年間スピルリナを食糧として利用する習慣が受け継がれて日常食になっていったという記録があります。
現在スピルリナは健康食品として、日本をはじめ米国、欧州、オセアニア、アジア各国の人々の健康管理に役立っています。
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スポンサードサーチスピルリナの効能・効果
スピルリナは、たんぱく質やミネラル、ビタミン、ベータカロチン、食物繊維などの栄養が大変豊富で、さらに消化吸収がよいので、ほんの少しで緑黄色野菜を食べるのと同等の栄養を取ることができる、すごい食材なのです。
スピルリナには、以下のような特徴が挙げられます。
- アミノ酸バランスに優れた良質タンパク質を60%以上含みます
- ベータ・カロテン、ビタミンB12など、各種ビタミン・ミネラルをバランスよく豊富に含みます
- 多価不飽和脂肪酸「ガンマ・リノレン酸」を含みます
- 若返りの栄養素「核酸」を含みます
- フィコシアニンやカロテノイドなど、体に良い天然色素を多量に含んでいます
スピルリナご利用上の注意点
スピルリナは、粒状のサプリメントで摂取するのが一般的で、もともと食品として利用されてきた藻ですから、特に副作用の心配はありません。ただし、水分が少ないと、スピルリナが体内の水分を吸収して便が硬くなることがありますので、多めの水と一緒に摂取するようにしましょう。