ローヤルゼリーの効果・効能は老化防止が可能?

自律神経正常化作用、免疫機能正常化作用、造血機能回復作用、抗腫瘍(抗ガン)作用、抗酸化作用、血圧・血糖値安定作用、アンチエイジング作用 等
ローヤルゼリーとは
ローヤルゼリーは、ヨーロッパで古来より強精・強壮に効果のある健康食品として親しまれてきました。ミツバチの巣は、1匹の女王蜂・少数の雄蜂・多数の働き蜂の3種類のミツバチから成り立っています。働き蜂はすべて女王蜂と同じ雌です。働き蜂と女王蜂は同じ卵から生まれますが、女王蜂となる幼虫は王台といわれる部屋でローヤルゼリーだけを食べ育ちます。働き蜂は生まれて数日はローヤルゼリーを食べますが、その後は蜂蜜と花粉を食べます。ローヤルゼリーだけを食べる女王蜂の成長の違いは明確で、女王蜂の体の大きさは働き蜂の2倍にもなります。また、働き蜂が通常6ヶ月位しか生きられないのに対し、女王蜂は3~5年も生きています。
スポンサードサーチローヤルゼリーの成分
ローヤルゼリーをなめてみると、ピリッとした刺激と酸味を感じます。ではローヤルゼリーの成分はどうなっているのでしょう。その全体像は、下の表にあるとおりで、様々な有効成分を含んでいることがわかります。
ローヤルゼリーの主な成分
成分名 | 含有割合及び詳細 |
---|---|
水分 | 約65% |
タンパク質 | 約10~15% |
糖質 | 約10% |
脂質 | 約2% |
ミネラル | 約1% |
ビタミン類 | 銅、亜鉛、鉄、マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム |
アミノ酸 | グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、タウリン、キヌレリン、リジン、オキシリジン、シスチン、メチオニン、プロリン、オキシピロリン、フェニルアラニン、トリプトファン、β-アラニン、γ-アミノ酸、アデノシン |
その他 | アセチルコリン、10-ヒドロキシデセン酸、パロチン、ビオプテン |
水分が一番多くて、約65%、次いで、タンパク質が約10%、糖質(炭水化物)が約10%、脂質約2%、ミネラル1%、その他ビタミン、アミノ酸、そしてアセチルコリン、10・ヒドロキシデセン酸などの脂肪酸が含まれています。
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タンパク質
ローヤルゼリーには、人間の体に必要不可欠なこのタンパク質が豊富に含まれているのです。
その中でも、アルブミンとグロブリンという物質が主な構成要素となっています。
アルブミンは、血液100ml中の濃度が3.5g以下になると、ガンや肝硬変、腎臓病や栄養失調、老衰などに陥ってしまうという、人間の体にとって非常に重要な物質です。このアルブミンは年齢を重ねるとともに減少してしまうのも特徴です。
グロブリンは、免疫グロブリンという名称でお聞き覚えのある方も多いと思いますが、人の免疫機能に深く関わっている物質です。私たちに襲いかかってくる外敵から体を守る役割を担うこのグロブリンが失われると、体の免疫機能がうまく働かず様々な疾病に襲われてしまうことでしょう。
ローヤルゼリーには上記の2物質をはじめとし、様々なタンパク質が豊富に含まれ、私たちの健康維持に役立っているということがおわかりになっていただけると思います。
アミノ酸
ローヤルゼリーには多種のアミノ酸が豊富に含まれているのが特徴です。
タンパク質を構成する物質、アミノ酸が不足すると、当然の結果としてタンパク質がつかさどっている機能が低下してしまいます。その上、アミノ酸は体内では作ることのできない物質なので、体の外から何らかの形で取り入れるしかありません。
その方法ですが、効率よくアミノ酸を体に取り込むためにはアミノ酸を多く含むものを摂るのが最も効果的です。効果的な食品と言えば、ローヤルゼリーが最もふさわしいと言えます。
人間の体に必要なアミノ酸は20種類といわれていますが、ローヤルゼリーはそのすべてを含んでいるという点も見逃せません。それ以外にもローヤルゼリーには多種ののアミノ酸が含まれています。表にその一覧を示しておきます。
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ローヤルゼリーに含まれるアミノ酸
名称 | 作用 |
---|---|
グリシン | 代謝促進、解毒作用、胃液緩和作用、血管拡張作用 |
アラニン | 糖質代謝、脂肪酸の生合成に関与 |
バリン | タンパク質合成作用 |
ロイシン | タンパク質合成作用 |
イソロイシン | 発育、抗貧血作用(必須アミノ酸) |
セリン | グリシンの前駆体 |
スレオニン | 脂肪肝の予防に関与している。(必須アミノ酸) |
アスパラギン酸 | 代謝促進、成長促進、細胞賦活促進作用 |
グルタミン酸 | 脳の代謝促進に関与している |
アルギニン | 幼児の成長促進、アンモニアの解毒作用 |
タウリン | 胆汁分泌促進作用、代謝促進作用 |
リジン | カルシウム、リンの蓄積作用、骨、歯の形成促進作用(必須アミノ酸) |
シスチン | 酵素、ホルモンの活性に関与している。白血球減少防止の働きをする |
メチオニン | 毛髪、爪の発育促進作用、皮膚の新陳代謝の調整(必須アミノ酸) |
フェニルアラニン | タンパク質の合成作用(必須アミノ酸) |
トリプトファン | 発育、成長、生命保持作用、体内でDNAを合成(必須アミノ酸) |
β-アラニン | パントテン酸やカルノシン、アンセリンの補酵素の構成成分 |
キヌレニン | トリプトファンの中間代謝物質 |
オキシリジン | コラーゲンの類似物質として働く |
γ-アミノ酸 | 血圧降下、脳機能促進成分として働く |
アデノシン | 核酸の構成成分 |
ヒスチジン | 幼児・子供は体内で合成できないので必須アミノ酸。大人は合成できる |
プロリン | 傷の治りを良くする。学習能力を高める |
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アミノ酸の働き
人間の体の中で、アミノ酸はいろいろな働きをしているのですが、神経伝達物質の生成にもかかわっています。体を正常に保つ働きをするホルモンはアミノ酸無しでは作ることができないのです。ホルモンの生成にはアミノ酸は欠かせないものなのです。
さらに、現代病とアミノ酸との関わりも徐々に研究が進んでいます。一例をあげると、タウリンやメチオニンは交感神経の働きによる血圧の上昇や心拍数の増加などを抑制する効果があることがわかっています。アルギニンは、血管を広げて血栓症を防ぐ作用が、リジンには、動物実験において脳梗塞が14%まで抑えられるという結果が出ています。さらに両成分は、インスリンの分泌を活発にすることで、糖尿病の改善に役立つとされています。
アルギニン・プロリン・セリン・バリンによって作られるタンパク質の一種であるプロタミンは、コレステロールの吸収を抑制し、心臓病や脳血栓の防止に役立つとされます。さらにグルタミン酸は、脳の新陳代謝を活発にし、知能向上に効果があると言われています。
ビタミン
ローヤルゼリーはさしずめ「ビタミンの宝庫」とでも言えるような、蜂蜜と比較して数十倍ものビタミンを含んでいます。しかも、このビタミンは活性に優れているので、その効果を十分に発揮してくれるのです。
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ローヤルゼリーに含まれるビタミン類
名称 | 作用 |
---|---|
ビタミンB1 | 糖質、脂質、タンパク質の代謝に関与する |
ビタミンB2 | 生体内細胞の酸化還元反応の触媒の役目をし、糖の中間代謝物やアミノ酸、脂肪酸などの代謝に関与する |
ビタミンB6 | 生体内でビタミンB6補酵素(リン)となり、タンパク質の代謝に重要な役目を果たす |
ビタミンB12 | 炭水化物、アミノ酸、脂質の代謝などに重要 |
ニコチン酸 | 生体内の酸化還元反応に関与するほか、DNAの接合、修復、遺伝子の複製に重要な役割を果たす |
パントテン酸 | 酵素の働きを補って、糖質の代謝、媒介物を通じて糖質、脂質、タンパク質の代謝を円滑にし、エネルギー代謝を盛んにする。薬理作用として神経障害の回復、肝機能、副腎機能の改善もある。 |
アセチルコリン | 中枢及び自律神経節、コリン作動性神経節後線維、神経接合部などの末梢神経系の刺激伝達物質 |
ピオチン | ピオチン酵素の補酵素として、炭酸固定や炭酸転移反応の触媒の役割を持つ |
イノシトール | 脂肪、コレステロールの代謝に重要な役割を果たす |
葉酸 | 生体の組織細胞の発育及び機能を正常に保つのに必要 |
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ビタミンの働き
ビタミンが不足するということは、私たちの体の代謝に支障が出るといっても良いでしょう。細胞は代謝によって得たエネルギーを使うことで機能しているのですから、その影響は重大です。
特にエネルギーを大量に消費する脳の神経細胞や、神経伝達物質の生成にもビタミン不足は悪影響を与えてしまいます。また、活性酸素を除去する能力や、免疫機能など、様々な生理活動に影響を及ぼしているのです。 脳の活力低下は、老人性のぼけの誘発や助長やアルツハイマー病との関わり、免疫力の低下は外敵への抵抗力の低下やガンにかかりやすくなるなど、ビタミンは私たちの健康に深い関わりを持っています。これらを未然に防ぐためにも、ローヤルゼリーに含まれる良質はビタミンを摂取する理由が存在すると言えましょう。
ミネラル
ローヤルゼリーには各種のミネラル成分や他の有効成分も豊富に含まれています。
ミネラルは細胞内にバランス良く配合することで、お互いに連携し合い代謝を行っています。各ミネラルは相互に協力し合うという特徴があるのですが、その反面、強い拮抗作用も持ち合わせているため、バランス良く摂取することが非常に重要なのです。ミネラルがアンバランスですとかえって悪影響を与えてしまうことになります。
例えば…
- カルシウムだけが過剰になる→マグネシウムとのバランスが崩れ、マグネシウム不足が起こる。
- リンだけが過剰になる→カルシウムの排泄が促されることでカルシウム不足が起こる。
など、様々な影響が出てきます。
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ローヤルゼリーに含まれるミネラル等
名称 | 作用や不足時の影響 |
---|---|
銅 | 酸化酵素であるチトクロームCオキシターゼ、チリシキナーゼ、フェルオキシダーゼとして作用。不足すると貧血などを起こす。 |
鉄 | 血液中のヘモグロビンによる酵素の運搬。不足すると貧血などを起こす。 |
亜鉛 | 様々な酵素の補酵素として機能する。不足すると、生殖機能の低下や味覚障害などを起こす。 |
マグネシウム | 骨や歯の構成成分。補酵素として機能する。不足すると、虚血性心疾患(心筋梗塞など)の原因になる。 |
ナトリウム | 細胞外液の主要な陽イオン、神経、筋肉機能などの調整機能。 |
カリウム | 降圧作用、交感神経活動の抑制 |
ローヤルゼリーに含まれるその他の成分
ローヤルゼリーには、その他いくつかの有効成分が確認されています。その中でも特に重要なものは以下の成分と考えられています。
10-ヒドロキシデセン酸
10-ヒドロキシデセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていないという物質で、高品質なローヤルゼリーほど、この10-ヒドロキシデセン酸を多く含んでいるとされます。この成分は、ガン細胞の増殖を抑える作用が明らかにされたことにより、注目されています。
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パチロン
パチロンという物質は、老化現象との関係で注目されています。「不老不死の薬」といわれてきたローヤルゼリーの所以はこの物質にあるのではないかといわれています。
パチロンは人間の唾液腺から分泌されるホルモンですが、その分泌量が25歳前後から減少するとされています。
パチロンの減少とともに老化も進行するという関係が注目されているようです。
ビオブリテン
ビオブリテンは、成長を促進する働きがあるといわれている物質です。この物質がローヤルゼリーにはたくさん含まれていて、蜂の幼虫がローヤルゼリーを食べてグングン成長することとの関連性が研究されています。
ローヤルゼリーには、上に上げた成分の他にもまだまだたくさんの、未解明の物質がたくさん含まれています。ローヤルゼリーは今でも研究途上であるといえるでしょう。
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ローヤルゼリーとデセン酸
ローヤルゼリーは、蜜蜂のなかでも特に女王蜂だけが食べる事ができる食事で、アミノ酸(必須アミノ酸)、ビタミン類、ミネラルをたいへんバランスよく含んだ自然食品です。
さらに、ローヤルゼリーにしか含まれないデセン酸(10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸)という成分には、さまざまな働きがあります。
このローヤルゼリー特有の成分であるデセン酸は脂肪酸の一種で、この含有率がローヤルゼリーの品質の目安ともいわれています。
デセン酸は、自律神経失調症や更年期障害に有効とされ、皮脂分泌を促し、肌荒れの改善作用をもつといわれている。また、ガンの増殖を抑制する成分としての調査も行われており現在注目されている成分です。
デセン酸には様々な働きがありますが、そのうちの主なものは次のようになります。
- 血糖値を下げるインスリン様作用
- ガン抑制の抗腫瘍作用
- 皮脂分泌抑制作用
- 血中のコレステロール低下作用
- 女性ホルモン同様の働き
上記の作用は、デセン酸が人の体内でエストロゲン受容体と結合することにより作用すると考えられています。その結果、更年期障害や自律神経失調症、骨粗しょう症の改善や肌荒れの改善にも効果を発揮するとされています。
さらに、デセン酸には、抗ガン作用、血圧正常化作用、抗菌作用などがあるため、プロポリスと同じように「天然の抗生物質」ともよばれています。
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アピシンも注目物質
蜜蜂の幼虫はローヤルゼリーを食べることにより、なんと24時間で体が数倍になるという驚異的なスピードで、女王バチへと成長していくのだそうです。
長い間、ローヤルゼリーの中のどの成分がそうさせているのかがなかなか解明できず、いつしか「R物質」と呼ばれるようになりその研究は世界中で行われてきました。
研究の過程で、デセン酸というローヤルゼリー特有の成分が、この驚異の力をもたらす「R物質」ではないかといわれていました。
デセン酸とは、今までに記述したように、抗ガン作用、静菌作用など様々な作用を持つを持つ脂肪酸のことです。
そして、ローヤルゼリーの品質を評価するためにデセン酸の含有率が基準になっていました。つまり、デセン酸が多く含まれていればいるほど、高品質なローヤルゼリーだと評価されてきたわけです。
しかし現在、このデセン酸は人為的にローヤルゼリーに添加できるため、質の悪いローヤルゼリーに、デセン酸を人為的に加えて、高級ローヤルゼリーに見せかけようとする行為が横行してしまいました。そのため、「デセン酸だけではは品質評価基準とはなりえない」という考え方が広がってきています。
そんな状況を反映したからなのか、最新の研究によると、ローヤルゼリーの中の「アピシン」という成分が女王バチの成長に大きく関わっていることが解ってきました。「R物質」とはこのアピシンである可能性が高いとい考えられるようになり、ローヤルゼリーの品質を決定するのは、このアピシンの含有量であるとさえいわれるようになってきています。
アピシンの働き
ローヤルゼリーに含まれる成分であるアピシンが、女王バチの成長に大きく関わっていることが明らかになっています。このことから、ローヤルゼリーの品質、効果の高さは、このアピシンの含有量が決め手になっていると考えられているのです。 アピシンの特徴は
- アピシンは、特殊たんぱくの一種。
- ローヤルゼリーにとても多く含まれていることから、ミツバチの学名「アピス・メリフェラ」にちなみ、アピシンと呼ばれています。
- 「細胞増殖を促進する作用」「細胞生命力を維持する作用」があることがわかっていて、別名「長寿タンパク」とも呼ばれています。
- さらには、ガンを含めた悪性の腫瘍に対して「抗腫瘍効果」があることがわかってきました。
デセン酸とともにアピシンがローヤルゼリー選択の基準に…
今まではデセン酸の含有量でローヤルゼリーの品質を見極めてきましたが、今後はデセン酸とともにアピシンの含有量をチェックして購入しましょう。
「アピシンを多く含むもの」こそが高品質のローヤルゼリーを選ぶ事になるのかもしれませんね。
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スポンサードサーチローヤルゼリーの効能・効果
ローヤルゼリーは若返りの薬や強壮剤的なイメージがあるのですが、実は老化そのものを防止する効果があるのです。心身共に気力を無くした老人にローヤルゼリーを食べさせたところ、「数日から数週間で食欲を取り戻し身体の機能が回復した」というような報告が数多く見られます。ローヤルゼリーの中には分子量が35万という糖タンパク質が含まれており、これが細胞の寿命を延ばす働きがあることが分かってきました。
ローヤルゼリーの効能として,動悸、息切れ、不整脈、心臓神経症、更年期障害などの改善があげられますが、これは自律神経の中枢である間脳の老化を防止することによる効果です。また間脳以外にも大脳、小脳など脳全体に働きかけて、脳が老化し、ボケていくことを防いでくれます。
ローヤルゼリーの効能をおおまかにまとめると以下のようになります。
自律神経正常化作用
ローヤルゼリーは脳の中の、「間脳」に強く働きかけることが確かめられています。
間脳は体中に張り巡らされている自律神経の司令塔のような役割を持ってる部分で、大脳皮質にすっぼりと覆われるように脳の中心部に存在します。間脳は大脳皮質の一部と連携して、もっとも基本的で最も重要な「生命を維持する」という働きを持っています。
免疫機能正常化作用
ローヤルゼリーは、自律神経の機能を正常化し、生体防御効果を高め、免疫機能の低下に対する回復剤として有効です。
造血機能回復作用
ローヤルゼリーは、私たちの体に備わっている免疫システムに深く関わり、造血機能にまで大きな効力を発揮しているということは、各種の実験研究結果から明らかにされつつあります。
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抗腫瘍(抗ガン)作用
ローヤルゼリーが抗腫瘍効果を持つということはほぼ事実なようです。
しかし、今のところその抗腫瘍効果が、ローヤルゼリーに含まれるどの成分に由来するのかは、まだ確定できていないというのが実情です。その中でも、10・ヒドロキシデセン酸がその物質ではないかと、現在のところは考えられていますが、ローヤルゼリーにはまだ未解明の物質も含まれていて、解明は今後の研究がその答えを探ってくれることでしょう。
抗酸化作用
ローヤルゼリーがその効果を及ぼすとされる「間脳」は、生命を維持していくのに必要不可欠な器官です。その間脳をローヤルゼリーで強化しながら、さらにビタミンEの力を加えることで、抗酸化力を極限まで強化することができれば、活性酸素によって引き起こされる害を未然に防ぐことができるかもしれません。
血圧安定作用
血圧の安定も、間脳と自律神経が深くかかわっています。
血圧といっても、高血圧がさまざまな病気の元凶であることは皆さんご承知の通りです。高血圧が、心筋梗塞・脳卒中・動脈硬化など、血管系の病気を引き起こしていると考えられるのですが、その高血圧の原因と考えられているのは、塩分の摂りすぎ・高脂肪の食事・喫煙・アルコール・運動不足・肥満などがあげられますが、いちばん大きなショックを血圧に与えているもの、それはストレスです。
自律神経を乱れさせる要因、心理的なショックや喫煙・肥満は、すべてストレスと考えられます。つまり、血管を急激に収縮させたり拡張させたりする要因のすべてで、たった一つの誘因が高血圧を引き起こすのではなく、さまざまな要因によって作りあげられていくといえます。
ストレスを受けると自律神経の交感神経が緊張します。緊張は血管を収縮させたり、広げたりします。このときアドレナリンやノルアドレナリン (血圧上昇ホルモン)が分泌され、血液中に放出されて、血圧の上昇が起こります。
常に緊張状態が続くと、つまり強いストレスにさらされ続けることで、自律神経の交感神経と副交感神経は、しだいにバランスを崩していきます。間脳からの司令にも耳をかさなくなってしまうのです。疲れてしまうのです。
こうした状態を正常に戻すには、間脳と自律神経に活力を取り戻すしかありません。間脳と自律神経にローヤルゼリーが強力に働きかけるものであることもすでに確認された事実です。ローヤルゼリーを摂ることによって、ストレスに負けない間脳や自律神経に戻してあげるわけです。
もちろん、ストレスそのものを取り除くのが先決なのはいうまでもありません。不摂生な生活を改め、塩分を控えて、野菜や果物に含まれるカリウムや、海藻や豆類に多く含まれるマグネシウムをとり、心のストレスも解消する生活を心がけることが一番大切です。そうすることに加えて、カリウムやマグネシウムを多く含み、自律神経の乱れを正すローヤルゼリーを摂ることで、さらなる効果をもたらすことになるわけです。
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血糖値安定化作用
ローヤルゼリーの効果は血糖値にも深くかかわっています。
血糖値が高くなるのは、インスリンの作用が低下したときです。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血液中の糖分量を調節する働きをします。これが分泌されると、毛細血管から血液を通して全身に渡っていき、血液中のブドウ糖を処理して、筋肉や臓器に糖を適量含んだ形にして送り出しています。
このインスリンが適切な分泌量でなくなると、糖が血液に過剰に溶け込んだまま全身を巡っていくことになります。全身を巡った血液は腎臓にたどり着き、ここで処理されて必要なものとそうでないものを分け、必要でないものが尿となって出ていきますが、エネルギー源であるブドウ糖は捨てられずに再吸収されます。ところが、その吸収能力を超える多量の糖が存在すると、腎臓は尿にブドウ糖を排出せざるを得なくなります。この状態を血糖尿病と呼ぶのです。
インスリンが分泌されなくなる、あるいはその効力が弱まるというのは様々な原因が考えられますが、それとは別の原因として考えられるのは、間脳と自律神経の働きです。この働きが弱っていれば、当然インスリンは正常に分泌されなくなります。下垂体の働きが狂うとホルモンの分泌が正しく行われなくなります。血管の働きをコントロールしているのも間脳と自律神経です。つまり、安定した血糖値を保つためには、間脳と自律神経の正常な働きは不可欠なのだということです。この間脳と自律神経の働きの良い影響を与えるのがローヤルゼリーだということは何度も書いたとおりです。
さらにいえば、インスリンの原料はアミノ酸です。ローヤルゼリーにはアミノ酸が豊富に含まれていることも、血糖値を正常に保つことを証明しているといえるでしょう。
老化防止・若返り作用
ローヤルゼリーは、その成分や働きが科学的に解明されはじめるようになるずっと以前から、
- ローヤルゼリーは不老長寿の霊薬だ!
ローヤルゼリーは若返り薬だ!
ローヤルゼリーは万病に効く!
など、ちょっと褒めすぎ?と思ってしまうような言葉で表現されてきました。さらに、精力増強剤としても注目を集めたこともありました。これは、ローヤルゼリーを口にした人が、化学的な根拠はともかく、現実にその「効用」を実感したからにほかなりません。そして現在ではローヤルゼリーに対する様々な研究により、この「効用」は、薬理学的に立証されるまでになりました。
すべてが解明されたとは言えないまでも、ローヤルゼリーの解明は日々進んでいるといえます。
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スポンサードサーチローヤルゼリーはこんな方にオススメ
- 更年期障害の症状を軽減したい
- 心身のバランスの乱れを改善したい
- イライラや情緒不安定を改善したい
- 自律神経・ホルモンバランスの乱れを改善したい
- 食欲増進やお通じを改善したい
- 健康改善・肉体疲労・免疫力の増進や体調不良を改善したい
- 老化防止や滋養強壮を改善したい
- 女性に多い冷え性や肩こり・腰痛を改善したい
- 肝機能や動脈硬化・ガン作用を予防したい
- 糖尿病や高血圧・低血圧を改善したい
ローヤルゼリーご利用上の注意点(副作用)
- ローヤルゼリーは食品ですから、例え多量に飲んでも弊害はないとされています。但し、ローヤルゼリーの主成分がたんぱく質であることから、まれに食物アレルギーを起こす場合があります。