ラクトフェリンの効能・効果

◎ラクトフェリンに期待される効果◎
活性酸素の抑制、抗菌・殺菌作用、免疫機能の調整作用、鉄吸収作用、整腸作用 等
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ラクトフェリンとは

からだを守る力が未熟な状態で生まれた赤ちゃんがお母さんから授かる乳には体を大きく成長させる栄養成分以外に細菌やウイルスなどの外敵から守る機能成分(感染防御成分)が含まれています。

これらの感染防御成分は特に初乳(生まれて約1週間までの乳)に多く含まれています。この感染防御成分のひとつがラクトフェリンなのです。

ラクトフェリンは、ほとんどの哺乳類の乳中に含まれています。ただし、ラクトフェリン濃度は動物の種類によって大きく異なります。

人間の初乳に含まれるラクトフェリンは、1リットル当たり約6グラム、常乳(出産後3週間以降の母乳)では 2グラム程度のラクトフェリンが含まれます。牛乳のラクトフェリン濃度は人間の 10分の1程度ですから、人間の母乳中のラクトフェリンは非常に多いことが分かります。

乳から発見されまたラクトフェリンは、その後の研究により、涙液・唾液など、外敵(病原体)と直接接する粘膜表面の外分泌液にも含まれることがわかり、赤ちゃんだけでなく大人にとってもラクトフェリンが重要な感染防御成分なのだと考えられています。

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ラクトフェリンの効能・効果

ラクトフェリンには、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因でもあるピロリ菌を包み込んで、胃粘膜に付着するのを防ぎ体外に排出させる働きがあると言われます。

また、内因性オピオイド作用を増強することで、胃潰瘍などの原因となるストレスからも私たちの神経を守ってくれる働きがあります。

ラクトフェリンの他の効果として、強い抗菌作用がありますので、ピロリ菌駆除作用の他に、活性酸素の抑制、抗菌・殺菌作用、免疫機能の調整作用、鉄吸収作用、整腸作用など様々な効果があります。

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ラクトフェリンご利用上の注意点

  • 乳製品ですので牛乳アレルギーの人は摂らないようにしましょう。
  • 飲み始めに主に胃腸に体質の変化が現れるようなので、様子を見ながら適宜増減しつつ利用するようにしましょう。
※当サイトに記載したサプリメントの成分・植物などの効果・効能などは一般的な事項で、特定の商品の効果・効能を表すものではありません。

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