オリゴ糖の効果で善玉菌を増やそう

便秘の改善、整腸効果、虫歯予防 等
オリゴ糖は善玉菌を増やす効果がある
オリゴ糖は健康食品やヨーグルトなどの食品や、ダイエット食品の甘味料としてひんぱんに利用されています。
オリゴ糖は、人の消化酵素では分解されずにそのまま腸まで届くというところに特徴があります。そして、腸まで到達したオリゴ糖はビフィズス菌などの善玉菌の栄養素となることで善玉菌が増え、腸内が弱酸性にかたむくことで腸内環境を整えていきます。
悪玉菌は酸性の腸内環境では生きることができないので、善玉菌が増え悪玉菌が減るのです。
オリゴ糖が腸内細菌によって発酵することで善玉菌が乳酸や酢酸を作り出し、その結果腸のぜん動運動が活発になり便秘の改善にも役立ちます。
スポンサードサーチオリゴ糖とは
オリゴ糖はブドウ糖や果糖などの単糖が数個結合したものを指しますが、オリゴ糖は健康作用に優れることから健康食品として幅広く活用されています。
厚生労働省が「健康に与える好影響が科学的に証明されている食品」として認定するものに特定保健用食品がありますが、特定保健用食品の約半数がオリゴ糖に関連するもので占められています。
オリゴ糖は低カロリーで、血糖値を上げにくい甘味料です。
オリゴ糖はもともと糖質ですので基本的には砂糖と同じく1g当たり4キロカロリーありますが、善玉菌であるビフィズス菌が酢酸や乳酸に分解した形のものがカロリーとして吸収されるので、その分だけ低カロリーです。
スポンサードサーチオリゴ糖の効能・効果
オリゴ糖には、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす作用があります。
難消化性のオリゴ糖によって善玉菌が増殖する過程においては乳酸や酢酸が生成され、腸内環境は酸性に傾きます。
悪玉菌は酸性の腸内環境では生きることができないので、善玉菌が増え悪玉菌が減るのです。
オリゴ糖は優れた整腸作用や血糖値の上昇を緩やかにする作用が知られ、数々の研究結果では免疫力やアレルギーを改善する作用も指摘されています。
また、オリゴ糖にはカルシウムとミネラルの吸収を助ける作用もあります。
オリゴ糖は他にも以下のように様々な効果があります。
- オリゴ糖は食べてもほとんど吸収されないので、ダイエットや糖尿病の方の甘味料として安心して摂取できます。
- オリゴ糖には腸内の余分なコレステロールや胆汁酸を吸収し体外に排出する作用があるので、動脈硬化の予防効果が期待できます。
- 通常の糖類とは違い、オリゴ糖は虫歯の原因となるミュータント菌のエサとしては役立たないので虫歯になりにくい。
オリゴ糖ご利用上の注意点
- オリゴ糖のカロリーは砂糖の半分以下とはいえゼロカロリーではないので摂りすぎは良くありません。
- 過剰に摂取するとお腹が緩くなることがあります。