牡蠣エキス(カキエキス)の効能・効果

肝臓の代謝機能改善、肝臓病の予防、動脈硬化予防、疲労回復 等
牡蠣エキスとは
牡蠣は消化吸収が良く、良質たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいることから、『海のミルク』とも呼ばれています。
牡蠣エキスは、生カキの成分を抽出して濃縮させたもので、当然のことながら、良質のたんぱく質・ビタミン・ミネラルをバランスよく含み、特に、タウリン・グリコーゲン・亜鉛が豊富です。
また、身の部分だけではなく牡蠣(かき・カキ)の殻にも、鎮静効果・汗止め効果・緊張緩和などの作用があるとされており、不眠・寝汗・ヒステリー・精神不安定の治療に効果的な漢方薬として用いられています。漢方薬の名前は「牡蠣(ぼれい)」と呼ばれています。
スポンサードサーチ牡蠣エキスの主な含有成分
牡蠣(かき・カキ)エキスは、タウリン・グリコーゲン・亜鉛のが豊富に含まれています。
乾燥牡蠣(かき・カキ)エキス100gの中に、
- タウリンが約5g
- グリコーゲンが約42g
- 亜鉛が約18mg
も含まれているので、乾燥牡蠣(かき・カキ)エキス6~30gを摂取することで、大人が一日に必要なタウリン全てを補給することができることになります。
タウリンの働き
アミノ酸の一種、タウリンは、肝臓の代謝機能の改善、高・低血圧の正常化、血栓の予防、心臓の興奮の鎮静化、体内の老廃物や有害物質を分解し、ガンの発生を抑えるなどの効果があるとされています。その他にも、肝臓病や脳梗塞、心筋梗塞などの予防と改善にも有効で、疲労時の体力回復や気力回復にも用いられている。このタウリンは、リゲインなどの健康飲料にも良く含まれています。
グリコーゲンの働き
多糖類の一種、グリコーゲンは、動物でんぷんとも呼ばれています。摂取後ただちに体内に吸収されて筋肉や肝臓などに貯蔵され、必要に応じて即効性のエネルギーとなります。その他にも、肝臓の働きを活発にし、ホルモンの機能を正常させて身体に活力を与える働きもあります。
亜鉛の働き
亜鉛は、インスリンの分泌促進、ホルモン代謝など、生体反応に欠かせない微量ミネラル元素であり、「セックスミネラル」という別名があるほど、生殖器や脳機能の活性化に大きく作用する成分です。亜鉛が欠乏すると、成長発育障害や貧血、性器発達不全などを引き起こすこともあり、軽度のものでは、食欲不振、味覚異常、皮膚障害などが見られることもあります。第6次改定日本人の栄養所要量で所要量が定められており、所要量の最も多い年齢である30~49歳では、男子12mg、女子10mgである。また18~69歳では許容上限摂取量があり、30mgと決められている。
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スポンサードサーチ牡蠣エキスの効果・効能
牡蠣肉エキスにはどんな効果があると言われているのでしょうか。
- 滋養強壮、疲労回復
牡蠣に含まれるタウリン、グリコーゲン、ビタミンB群などの作用が滋養強壮・疲労回復をサポートしてくれます。 - 免疫力を高める効果
牡蠣エキスに含まれる亜鉛を摂取することで、免疫力を高めて健康に導くことができます。
- 貧血予防
牡蠣エキスに含まれる鉄・銅・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸の各成分の働きで貧血を予防したり改善をサポートしてくれます。 - 味覚を正常にする効果
牡蠣エキスに含まれる亜鉛を十分摂ることで、新陳代謝を促進し、味蕾の生まれ変わりを促すことができます。
- 不妊の改善・精力アップ
セックスミネラルとも呼ばれる亜鉛が生殖機能向上や不妊体質の改善に役立ちます。 - 白髪、薄毛の改善
牡蠣には含まれる亜鉛とビタミンB群が、質の良い髪の毛を作ることに役立ちます。 - 肝機能を高める効果
牡蠣には肝臓の働きに関わるタウリン、グリコーゲン、ビタミンB群などが豊富に含まれているので肝機能の向上が期待できます。
主にこのような効果があると言われています。
スポンサードサーチ牡蠣エキスご利用上の注意点
- 牡蠣そのものにアレルギーのある方は牡蠣エキスにもアレルギーを起こすことが考えられます。利用は控えた方がよいでしょう。