エリスリトールの効能・効果・副作用|カロリーほぼゼロの甘味料

ノンカロリー甘味料として飲料、菓子類、健康食品に利用 等
エリスリトールとは
エリスリトールとは、糖アルコールの一種で、白ブドウ果実やキノコの他、ワイン・清酒・醤油・味噌などの発酵食品に含まれている天然の糖質です。カロリーはほとんどゼロで摂取しても血糖値を上げない甘味料としてダイエットや健康維持に期待されています。
スポンサードサーチエリストリールはカロリーゼロ
低カロリー甘味料の一つ、エリスリトールは、糖アルコールの一種で、砂糖に比べ甘味度は70%程度と低いのですが、他の糖アルコールと比べ極めて低カロリーなのが特徴です。
厚生省のエネルギ-評価法(平成3年衛生第71号)によりエネルギー値が0kcal/gと認められています。
エリストリールはその大部分が腸でいったん吸収され、ほとんどが尿として体外に排出されるという代謝システムのため、大腸内の浸透圧を高めることがなく、膨満感や下痢を起こしにくいという特徴を持ちます。
腸内では吸収されずそのまま体外へ排出されてしまう他の糖アルコールとは異なった性質を持っています。
エリスリトールの特徴
エリスリトールの特徴を列挙すると以下になります。
- 吸熱反応を起こすため口に入れたときひんやりとした冷感を感じさせる
- 甘さは砂糖の70〜85パーセント程度
- 後味がよくあっさりとした甘さ
- 渋みや苦みを緩和させる働きがある
- 砂糖と違いカロリーがほとんどないためダイエットや血糖値低減に効果的
- 虫歯菌の栄養とならないため虫歯の原因を作らない
- 糖アルコールの中では最も下痢を起こしにくい
- 湿気を吸うことが少なくさらさらとした感じ
等の優れた生理学的特長を持っており、飲料、菓子類、健康食品などに利用されています。
スポンサードサーチエリスリトールの効能・効果
カロリーがほとんどないため砂糖と置き換えることで摂取カロリーを抑えることができダイエットに効果的。
エリスリトールは大部分が小腸で吸収され、そのほとんどが代謝されずに尿として排泄されてしまいます。大腸にたどりついたエリスリトールは腸内細菌によって短鎖脂肪酸などに分解されますが、インスリン濃度を上げないため糖尿病に適した甘味料としても適しているとされています。
エリスリトールには、キシリトールと同じように水に溶かすと吸熱反応を起こすため、化粧水のさっぱり感や夏向けの冷感成分として配合されています。
エリスリトールを練りこんだ夏用ストッキングなどもあり、この冷感により蒸れる不快感を改善した製品も商品化されています。
スポンサードサーチエリスリトールご利用上の注意点
- エリスリトールには定期的な使用における副作用はないが、大量のエリスリトールによって下剤効果を引き起こす可能性があるので過剰摂取には注意する必要があります。
- ごくまれにアレルギーを起こすことがあるという事例があるようです。