紅麹の効能・効果でコレステロールを下げる
血行改善、健胃、血圧調整、コレステロール・血糖を低下させる 等
紅麹とは
紅麹とは、発酵させるときの菌にモナスカス属の糸状菌を用いた赤色の麹のことをいいます。
中国では昔から血液の循環をよくし、内臓を強くする薬として珍重され、紹興酒を作る時にも利用されてきました。
近年、紅麹のコレステロール値を下げる効果が発見され、日本でも注目されるようになりました。
スポンサードサーチ紅麹の効能・効果
紅麹に含まれるスタンチンには悪玉コレステロールだけを減少させる効果があることがわかっています。
紅麹のほかの有効成分としてはγーアミノ酪酸があり、血圧を下げる働きがあります。
血流改善にも効果のある紅麹ですが、とくに特徴的な有効成分は「モナコリン」と「γ‐アミノ酪酸(ギャバ)」です。
「モナコリン」は、コレステロールを低下させる医薬品:高脂血症の有効治療薬「メバロチン」の原料素材として一躍注目を浴びた成分です。
アメリカでは医薬品的な効能効果を謳うサプリメントの出現でFDAと司法を通じた争いがあったほど「紅麹」は注目を浴びました。また「γ‐アミノ酪酸(ギャバ)」は最近では、チョコレートに多く含有した商品も数多くみうけられます。
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ギャバの働きは、興奮した脳にリラックスを与え血圧を安定させるというものです。
紅麹には、モナコリンという物質が含まれています。
モナコリンは、コレステロール合成に必要な酵素の働きを阻害してコレステロールを低下させる働きがあります。
紅麹が肝臓内でコレステロールの合成を阻害すると、肝臓のコレステロールは低下し、これを補おうと判断した肝臓は、コレステロール受容体の数を増やし血液中からコレステロールを吸収して、胆汁や細胞膜の成分であるコレステロールを合成することで血中のコレステロールを減少させます。そうすることで高脂血症、生活習慣病の改善・予防に効果が期待されています。
紅麹ご利用上の注意点
- 紅麹の副作用はまれに胃腸の不調が起きることがあります。副作用が起きたときは使用を中止した方がよいでしょう。
- 長い時間食物として食べられてきたものが原材料なので安全性は高いです。
- 多量に飲酒される方は副作用が出ることがあります。医師に相談してください。