アストラガルスの効能・効果・副作用

アストラガルスの効能・効果・副作用
◎アストラガルスに期待される効果◎
強壮作用、利尿作用、血糖降下、抗腎炎、末梢循環改善、冠状動脈拡張、血圧降下、抗ストレス、抗菌等
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アストラガルスとは

アストラガルス(黄耆・おうぎ) は、朝鮮半島や中国の北部に分布するマメ科の多年生草本です。中国伝統医学や漢方では黄耆(オウギ)と呼ばれ、秋に3年~5年程度成長したものを採取し、洗って乾燥させたものや蜜炙(みっしゃ:ハチミツと一緒に鍋で炙る)したものを強壮剤としての効果を期待して食材としても使われる伝統的な食品です。
サプリメント先進国アメリカでは、アストラガルスは男性のための強壮剤として人気があります。
アストラガルスは、

  • 諸虚を補う、元気を益す、脾胃を壮にする、肌熱を去る、排膿し、痛みを止める。血を生かし血を生じ、膿を取り去る(本草綱目)
  • 補気升陽・固表止汗・利水消腫・托毒排膿(気を補い、体表部の水の滞りをさばき、体表部の痛みや腫れをとり、尿量を増やす)(薬徴)

と記され、心身のエネルギー低下、体表部の冷えや痛み、寝汗、風邪のあとの疲れ、虚弱などに対する処方に用いられています。

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アストラガルスの効能・効果

現在では、アストラガルスの下記のような効能が注目されています。

  • 免疫機能を高める
  • 肺機能の活発化(気管支細胞の再生)
  • 腎臓感染症や腎疾患
  • 消化機能の向上(利尿効果)
  • 血液の浄化

最も注目する効能は、免疫機能の改善です。アストラガルスには、病原体に感染した細胞や癌細胞を殺すキラーT細胞やヘルパーT細胞などの生産を活発化させる効果があります。エイズ(免疫不全症候群)は、HIVウイルスが免疫機能を破壊しますが、アストラガルスによってT細胞を生産・活発化することで免疫システムの改善を促します。これらの効果は、風邪、インフルエンザ、気管支炎や慢性的な病気にも有効で、ウイルス感染からの回復時にも大変に役立ちます。

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アストラガルスを摂取する際の注意点

アストラガルス長期間の定期的使用も安全であることが示されています。
しかし、アストラガルスには免疫力を上げる働きがありますので、自己免疫疾患の方は、事前に専門医にご相談ください。

※当サイトに記載したサプリメントの成分・植物などの効果・効能などは一般的な事項で、特定の商品の効果・効能を表すものではありません。

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