アルファルファの効能・効果

膀胱炎、食欲増進、精力増強、消化促進、便秘、利尿、骨粗しょう症予防等
アルファルファとは
アルファルファとは中央アジア原産のマメ科の多年草で、別名をムラサキウマゴヤシといいます。茎は高さが50cm~1mで直立していて、葉は3枚の小葉からなっています。
アルファルファとは、ペルシア語で「最良の草」という意味です。日本では、明治時代以降に北海道で牧草として利用されてきましたが、柔らかくて甘みがあるため食用葉としての利用も広まっています。
生食用としては、播種後、3~7日後の幼苗がアルファルファ・スプラウトとしてサラダなどで食べられています。加工食品としては、茎葉を粉砕し圧縮したものや、それを固めたものがサプリメントなどに利用されています。また、最近、飼料用として遺伝子組換えアルファルファが開発され、今後商業栽培が進めば、意図せざる混入等により、食品用として流通する可能性を否定できないことから、食品としての安全性について審査が行われ、次いでアルファルファとアルファルファを主な原材料とする加工食品が遺伝子組換え食品の表示対象品目になっています。
アルファルファは、発芽してから1週間ほどで食べられるなど家庭でも簡単に栽培する事ができます。
アルファルファの効能・効果
アルファルファには、食物繊維はもちろんのこと、ミネラル、カルシウム、マグネシウム、燐、鉄、カリウム微量ミネラル等の栄養素がふんだんに含まれています。特に、最も優れたプロテインの供給源であり、葉緑素、カロチン、ビタミンA, D, E, B-6, Kそして数種類の消化吸収の良い亜鉛が高いレベルで含まれていることから、アルファルファは骨を再構築するとも、また生で食すると骨軟化にとても良いと言われています。
アルファルファについての研究により、食物化学発癌性物質が体に対して悪影響を与え始める前に、肝臓の中でその活動を弱化させる効能があることが発見されています。また、膀胱の炎症にも良く使用されています。
アルファルファを直接皮膚につけたり、お風呂にいれたりすると、疲労回復や筋肉をほぐす効果があります。また、痛み止めやリューマチや関節炎などの炎症を抑制する用途でも利用されています。
その他の効能としては食欲増進、精力増強、消化促進、不眠症やリラックス効果などがあります。
アルファルファご利用上の注意点
副作用は報告されていないようです。