アカツメクサの効能・効果・副作用|ハーブティーで利用されています
更年期障害、骨粗しょう症、不妊症の予防、抗ガン作用等
アカツメクサとは
アカツメクサとは、ヨーロッパ地方が原産のマメ科の多年草で、夏になると赤紫色の花を咲かせます。明治初期に日本に入り野生化した帰化植物で、ムラサキツメクサやレッドクローバーとも呼ばれています。
アカツメクサの地上部、花の部分がハーブとして利用されます。
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アカツメクサには、ゲニステイン、フォルムオノネチン、「バイオカニンA」、ダイゼイン、オノニン, シスソトリンなど、イソフラボン類の成分が豊富に含まれています。
スポンサードサーチアカツメクサの効果・効能
アカツメクサには「バイオカニンA」という特徴的なイソフラボンが多く含まれています。
一般的な大豆イソフラボン(ダイジンやゲニスチン)は腸内細菌によってくっついている糖が外され、ダイゼインやゲニステインなどの「アグリコン型」に変換されてから吸収されます。しかし、アカツメクサのフォルモノネチンとバイオカニンAは、腸内で変換する必要なくそのまま吸収され、肝臓でダイゼインとゲニステインに変換されます。つまり、もともと吸収されやすい「アグリコン型イソフラボン」であるため、アカツメクサのイソフラボンは腸内細菌の個人差に関係なく、効率よく効果が発揮されると考えられています。
ダイエット中はホルモンのバランスを崩したりしがちです。中年以降の方がダイエットされるときに、アカツメクサを摂取するとよいかと思います。
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スポンサードサーチアカツメクサのご利用上の注意
アカツメクサの安全性については、米国FDAの安全食品リストに収載されており、ホルモン補充療法に使用される合成エストロゲンのような副作用の心配はないそうです。
また、選択的にエストロゲンを作動させる働きと抑える作用をもっています。体内のエストロゲンが不足しているときにはそれを補い、過剰なときにはその働きを抑制し、体内の女性ホルモンを適量に保つ作用があると考えられている。
ただし、女性ホルモン様の働きをするため、妊娠中の方は摂取を控えてください。