アホエンの効能・効果・副作用

血液サラサラ作用、抗がん作用、抗菌作用、生活習慣病予防等
アホエンとは
アホエンとは、ニンニクに含まれてるアリシンが、低温の油脂の中で変化した成分で、抗酸化物質であるイオン化合物の一種です。
アホエンは生のニンニクには含まれているのではなく、あくまでニンニクに含まれてるアリシンが低温の油脂の中で変化した成分なのです。
アホエンとはおもしろい名前ですが、その語源は、スペイン語のにんにくを意味する ajo(アホ)からajoene(アホエン)と名づけられたそうです。
アホエンの効能・効果
ニンニクの含有成分であるアリシンは、体内でビタミンB1とけ都合するとアリチアミンに変化し、B1の吸収を促しエネルギーを効率よく消費し、新陳代謝を高めて疲労物質をすみやかに体外に排出するので疲労回復に効果をもたらします。また、アリシンには強力な殺菌力や抗酸化力があり、天然の抗生物質ともいわれています。
しかし、アリシンの欠点は、非常に不安定なことで、体内に入ると他の物質に変わったりしてしまいます。
ニンニクをすりつぶして低温(50~80℃)の食用油で熱すると、アリシンが変化してアホエンという名の栄養成分になります。
アホエンはアリシンを中心とするニンニクの栄養成分を受け継いでいて、しかもアリシンに比べ体内に入ってからも安定しており長続きします。さらに独特の臭いがないことや、胃を荒らすなどの副作用が起こりにくいことなど、多くの利点をもっています。
アホエンは、1984年に血小板凝集抑制作用があることが発見されました。その後の動物実験で、アホエンには神経細胞の突起をふやして脳を活性化させ、老化を防止することがわかり話題となっている成分です。
以下にアホエンの主な効能をまとめておきます。
- 脳の活性化(脳の老化を予防)物忘れボケ予防風邪などの感染症を防ぐ。
- 免疫力を高める
- 心筋梗塞、脳梗塞予防
- 血圧をさげる
- コレステロール値を低下
- 痛風予防(尿酸値の正常化)
- ガンを予防
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スポンサードサーチアホエンの摂取法
アホエンを手軽に摂取するにはやはりアホエンを含んだサプリメントが一番です。難しいことはいわず、買ってきて飲むだけですからね。形状はそれぞれの製品によって違いますが、ニンニクを食べた時のようなニオイもしないのでいつでもどこでも飲めますね。
アホエンオイルを作ってみる
アホエンを摂るためにアホエンオイルを自分で作ることもできます。
簡単にできますのでチャレンジしてみたらいかがでしょう。
材料
- にんにく 2片
- エキストラバージンオリーブオイル 100cc
- 小さめの鍋
- 耐熱グラス
作り方
- 鍋でお湯を沸かし、耐熱性のコップにオリーブオイルを注いで湯煎します。
- にんにくをみじん切りにします。
- オリーブオイルが50~80℃になったら、にんにくを入れてそのまま冷めるまで置きます。
- オイルが冷めたら、にんにくをこします。
- 1か月ほどで食べきりましょう。
- アホエンオイルを作る時は、オイルの温度を100度以上にするとアホエンが壊れてしまうので、温度に注意しましょう。
- 1日小さじ1~2杯を摂取します。
- サラダにかけたり、料理の仕上げにかけたりしてたべるのがおすすめです。お好みでどうぞ。
- アホエンは熱に弱いので、調理でオイルに熱を加えないことが重要です。
アホエンオイルの作り方-NEVERまとめ
スポンサードサーチアホエンご利用上の注意点(副作用)
- アホエンは多めに採っても副作用がほとんどないとされています。
- アホエンの摂取にニンニクを用いる時は食べ過ぎに注意して下さい。下痢や胃腸不良になる可能性があります。